ストレス性腰痛治療法

2020.01.21 研修ブログ

現代をストレス社会と表現して久しいですが、患者さんの中でストレスを原因とした症状を抱えて方は、以前にも増して多くなっているように感じます。治療家としての立場で捉えるなら「ストレス症状に対応できる技術」を備えることが現代の治療家に強く求められることだと思います。
日常生活に支障をきたすほどの「腰痛」に悩まされている方が、国内で3.000万人に達したとの報告があります。
西洋医学では、その内の85％を原因不明とされる非特異性腰痛に分類していますが、実際はストレスが関わっている腰痛が大半を占めるといえるでしょう。
過度なストレスを脳に感じると、自律神経やホルモンバランスなどの制御が乱れます。その乱れは、肩こりや腰痛など様々な症状を治り辛くさせる大きな原因となります。
脳の中の「海馬」「偏桃体」「側坐核」は、ストレスに深く関わる器官として、人の精神状態をコントロールする役割を担っています。
海馬の機能が低下すると、記憶力に問題が生じます。偏桃体が不調であれば、怒りや悲しみといったマイナスの感情を感じやすくなったり。イライラや不安、やる気が出ないなどの心境に陥りやすくなります。そして、側坐核の機能が働きにくいと、喜んだり楽しんだりする気持ちを抱きづらくなります。
気導術の「ストレス遮断法」による腰痛治療では、これら脳の一部を活性化させることで腰部へのストレスによる影響を軽減して、腰部への不調を超即効的に改善できます。このことによって全身の活性化、血流が改善され免疫力、自然治癒力が向上します。

ストレス感覚の軽減
ストレスに起因する症状の改善
幸せ感の定着
豊かな感情表現の獲得
健康的で若々しい心身の獲得

ストレスによって、ひきおこされる自律神経失調症が改善され、頭痛、肩こり、背中痛、膝痛、足痛、不眠症、情緒不安定等の不快症状が改善されます
。
次回は膝痛を取り上げたいと思っています。つらい膝痛が楽になり、O脚、X脚が改善されます。女性は若々しくスタイルがよくなり、運動選手は運動能力が向上します。皆様、素晴らしい効果に感動しております。